2025/06/29
【タイヤ豆知識】 6PR/8PRの違いって何?内部構造で解説! 🚛🔍
こんにちは!タイヤネット福島です😊
商用車や軽トラック用タイヤを選ぶときによく見る「6PR」「8PR」という表示。今回はその内部構造にフォーカスして、具体的にどんな違いがあるのかご説明します!
1️⃣ プライレーティング(PR)とは?
もともとPR(Ply Rating)は「補強層の枚数」を示す規格でした。
内部には、タイヤの骨格となるカーカスプライ(ナイロンやポリエステルなどの合成繊維の層)と、トレッド下のスチールベルトが積み上げられています。
- カーカスプライ … タイヤの強度と形状を保つ役割
- スチールベルト … トレッドを支え、安定した走行を実現
実際にはPR≠プライ枚数ですが、数値が大きいほど「強度が高い=耐荷重性能が高い」と覚えておきましょう!
2️⃣ 6PRと8PRの内部構造の違い
項目 | 6PRタイヤ | 8PRタイヤ |
---|---|---|
強度(プライ相当) | 6プライ相当 | 8プライ相当 |
スチールベルト層 | 2~3層 | 3~4層 |
サイドウォール | 標準レベル | より厚く頑丈に補強 |
耐荷重性能 | 軽貨物の通常走行に最適 | 重貨物や頻繁な積載に対応 |
乗り心地 | 柔らかめ(衝撃吸収性◎) | やや硬め(荷重に強く、たわみにくい) |
- 6PRタイヤ
軽トラックや軽バンの日常的な配送におすすめ。サイドウォールが柔らかく、乗り心地重視。 - 8PRタイヤ
建築資材や重荷物を頻繁に運ぶ方向け。ベルト層とサイドウォールを強化し、安定性アップ。
3️⃣ 乗用車用タイヤは何PR?
実は、一般的な乗用車用タイヤには「PR表示」がなく、相当としては4PR相当が標準です。
乗用車用タイヤは軽量車体向けに柔軟性と静粛性を重視して設計されており、カーカスやベルト層も商用車用ほど強化されていません。
4️⃣ どちらを選べばいい?用途別おすすめ
- 日常的な配送/軽い荷物中心 → 6PRで十分
- 建築資材運搬/重量物中心 → 8PRがおすすめ
- 乗用車(日常の足・ドライブ) → 標準の4PR相当タイヤでOK
📞 お悩みの方はプロに相談を!
適切なPRを選ぶことで、タイヤ寿命延長 + 安全性向上につながります。
用途にピッタリのタイヤ選びは、ぜひタイヤネット福島にお任せください!
【店舗情報】
タイヤネット福島
住所:福島県福島市成川字上人前1-1
電話:024-545-2030
